最後のつては人の判断を仰ぐしかないんだけど,人の倫理も多種多様。結果,あてになるものは,なにもない。
エマリン・ルードさんは自分の性に関する傾向を学校や図書館のインターネットで調べようとしたら,ポルノ排除ソフトによってウェブサイトへのアクセスが制限された。フィリタリング・ソフトによって誤って排除されているサイトには,猫の写真が掲載されたサイトや,コメディー映画のサイトなどもある。
pornやteenやsexとか入っていたら全部エロサイトかよ,とまぁ思わなくもないけど,そんな簡単なフィルタならそうなるのは当然のこと。ヤフーにだってその手の言葉がわんさか書かれているページはあるので,ヤフーもみられなくなるそんな状況がいいのかを悪いのか,すぐにわかるはず。言葉だけですべてを判断するのは非常に暴力的で,こういう裁判沙汰になるのは目に見えて明らかなことで。
ぢゃあ言葉でフィルタできないんなら画像だよねやぱし,ということで,以前にも取り上げたが(過去記事)いったいどんな画像ならフィルタリングされるのか謎なところ。肌色の色素,とかそんなんぢゃ言葉で排除するのと同じなわけで,グーグルのフィルタオンとオフで試したら(検索語は「lain」ね),この画像がフィルタリングで外さている,なんで? で,いきなりエロ画像満載な結果を返してくれるライコスの画像サーチでフィルタをオンにしたら…「「lain」をキーワードに表示できるものはありません」というメッセージになった。……7500以上の画像が全部エロ画像行きかよ。わけわからん。
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